■メインイベント 次の日は海です。飲んで食って遊んでライブも見て風呂も入ってというシアワセな1日。以下詳細はおっちゃんのレポートにおまかせするとして、適当に写真だけバラバラとのせてますんでよろしくね。
■ロングツーリング 僕らは海から撤収してその足で帰ろうかと思ってたんですが、まあその後の予定もないし、せわしないのでもう1泊することにしました。楽しいのと裏腹に心配なのは僕の車。前日の夜あたりからどうもエンジンの調子が悪いのです。アクセルを踏んでもちゃんと吹け上がらずガックンガックンしてるし、排気音もバスバスいってるしマフラーからは煙もくもく。キャブレターのバランスが崩れかかってきてたのは分かってたんですが、ついに来るところまできたか?みたいな状態。こんなので帰れるかなあ? でもなんとか騙し騙し無理矢理走らせ、なんとかホテルまで帰ってきました。 最終の14日はみんなと一緒に帰路に着くべく国道を東に向かってロングツーリング。車の調子は相変わらず。だから途中までみんなと一緒に走って、適当なところから別れて高速で帰ることにしました。 途中昼ご飯と、海に忘れ物を取りに行ったおっちゃんを待つべく、桜三里の峠にある「カフェトレイン」へ。話にきく名物おばちゃんに初めて遭遇しました。う〜ん強烈! スバラシイそのノリ!! そして出てきたメニューもオリジナリティの固まりというかなんというか。おまけに船に乗ってる感覚を味わえる不思議なトイレも体験しました。しかしまあなんともインパクトの強いお店だこと(笑)
■きまぐれ天使 しばらく一緒に走った後、三島川之江ICから高速に。無線でみなさんにお別れのごあいさつ。その無線も高速入口に入ったあたりでほぼ途切れ、この瞬間「ああ終わったのね」となにかしみじみとした感覚を覚えるも、まだまだ道のりは残ってます。それを走り切らないとCBは終わらないのですが、なんせ車がこの状態、無事に家まで帰れるか非常に不安を抱えつつしかもここからは単独走行で、助けてくれる仲間ももちろんいません。結構な緊張感のなか4速2800回転をキープして、フェリーに乗るための高松を目指すのでした。 昼間の炎天下と低速運転、ストップ&ゴーの繰り返しでくすぶり気味になってた燃焼室のススが飛んだのでしょうか? しばらく走って、高松に近付いてくる頃にはだんだん調子が戻ってきました。そして高速を降りて実感、あの不調がウソのように復活しているではありませんか! きまぐれというか生き物のような車ですね。突然不調になったりまた戻ったり。 ともあれ安心です。そのままフェリーで本土へ渡り、途中、軽くラーメンで空腹を満たし、その後はもうひたすら大阪へ向かってまっしぐら〜。
と、こんな具合で2004年のchet家的キャノンボールは幕を閉じました。このイベントが魅力的なのはこんな風に自分らが自分的に行程を楽しみながら、みんなと楽しみを共有できるところにあります。主催者も管理者も不粋な決まりごともなく気楽に貴重な夏休みを満喫できる、こういう旧車などマニアックな車の集まりとしてはいたって珍しいかもしれません。奥さんたち女性の参加もそれを物語ってます。だいたいクーラーもついてないダンナの車趣味に付き合って、しかも真夏にそれに乗って長距離を走るんですから普通なら同乗者は「しんじられへん」てなもんです。でもまあそれ以上に楽しいから来てくれるんでしょうね。ふつうのマニアックな集まりではありえません。 4日間の炎天下ドライブに付き合った助手席のヨメさんは汗にまみれた顔でつぶやきました。「ほんまもう、つらいどライトやわ」。 |
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