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---4日目---

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もう帰る日になってしまいました。楽しい時間というのは本当に早く過ぎてしまうものです。もっともっと遊んでいたいけどそういうわけにもいきません。楽しかろうが苦しかろうが時間は自動的に一定の速さで進むものですからしょうがありません。

ここで砥部動物園へ行くグループ、讃岐方面にうどん巡礼に行くグループなどに分かれてとりあえずの解散ということに。しかしまだまだキャノンボールは終わりません。
僕たちは今治に行ってみたい温泉があるので、皆さんと別れます。ララレレocuチームは道後温泉に行ったあと今治で僕らと再度合流ということになりました。



■竹林に囲まれた温泉

R317で奥道後温泉を通り過ぎ山を越えると、「竹庭 清正乃湯」という温泉があります。温泉全体が竹林の中にあり、露天風呂ももちろん竹林の中に点在するように造られているというもの。ジャングル温泉のようといえばイメージは近いけど、もっと趣があり静かでゆったりできる隠れ家的な雰囲気のする感じです。15歳以下は入場不可というのもリラックスすることに重きを置いていて徹底しています。
開店の12時少し前に着いたので人も少なく、とてもゆったりまったりすることができました。都市部にいてはまずこんなところには入れないので思いっきり静かな時間とマイナスイオンを堪能しました。

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かなり大きな敷地で、横に普通の温泉や
プールとかもあります
竹林の中に小屋が建っていて、畳の間で
のんびりできる貸切の部屋があるようです
ナゾの猫の石像

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お湯の神さん?が祀られてる
みたいです
ここから竹林の山に登ります 登ったらここが入口

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横には別荘が 入口まで登る途中の廊下 ララレレocuチームがあとから合流
彼らは道後温泉とハシゴ



■今治の商店街を散策

予定としてはこの後すこし走ったところにある鰻屋さんで昼食をとることにしており、でも人数が増えたので人気店ということもあり電話で予約できるか聞こうとしたところ、お昼の時間を過ぎたらお店を一旦閉めて、今度は夕方まで開かないとのこと。僕もララレレ家もフェリーは20:00高松発の切符を買ってるので、店が開く夕方まで待ってるとフェリーに乗れません。
他の店で適当に食べてもよかったんだけど、どうせなら鰻が食べたいという全員の意見。フェリーの事務所に電話するとべつに次の便(夜中0:00発)でも問題なくその切符で乗れるそうなのでフェリーをずらすことにし、じゃあ店が開く時間までそのへんでぶらぶらしながら時間をつぶそうということになりました。

市街地に向かって走ると商店街を発見。商店街ならなんなとあるだろうと、とりあえずここを徘徊することにします。しかし入ってみた商店街は、とても大きく広々としたアーケードのわりにはシャッターを降ろしている店が多く人影もまばら。なんとも寂れた感の漂う寂しげな雰囲気です。お盆だからかもしれませんが普段はどんな感じなのでしょうか。
すると嫁さんが細い横道を指差し何か喜んでいます。なかなか雰囲気の良さそうな昭和な香りの漂う喫茶店です。小腹もすいてるしそこへ入ることにしました。

食べるものはほとんどやってませんでしたが、その店内の濃厚な昭和テイストにみんな大はしゃぎ。よくある“作られたレトロ”ではなく、リアルな昭和をそのまま引きずっているような感じで、あちこち見て回るわ写真は撮りまくるわで、本日のメインイベントのような満足感が一同から発散されています。こんなに大喜びしてくれた客はこの店でおそらく初めてだったのではないでしょうか。

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今治のヤキトリは鉄板焼きなんだそうです
日本一“宣言”って自称ってこと?
あんまり店が開いてません 看板が傾いている古い自転車屋
みんなここの写真撮っていくと横にいた
おばちゃんが言っていました
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これが喫茶店「不二家」 リバーサイドです テーブルといい椅子といい内装といい
昭和の時代からそのままっていう感じ

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BGMはハワイアンです 窓の外にはハンギングバスケット
下の川には魚の姿が
アナログレコード普通に現役です
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このガラスの飾りは店主のおばちゃんが
46年前に大阪で買ったものだそうです
店を出ると商店街の一角で昭和58年の商店街の様子を展示していました
この写真を見る限り25年前の商店街はとても賑わっているようです
先の自転車屋も写ってますが看板はまっすぐです

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港近くまで来るとかまぼこ屋さんが増えて
きました。みんなでじゃこ天やらえび天や
らを買い歩き食い。ocuさんかまぼこ
チップスを購入
しまなみ街道の最初の橋でしょうか
レレさんはしきりにしまなみ街道に行きた
いと主張していました
本州や周辺の島などを結ぶフェリーの建物
はザ・ガードマンとかに出てきそうな雰囲気
です
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商店街周辺のインパクトが強烈だったので
うなぎ屋に行くのを忘れてしまいそうでした
とても遅い昼食。というかすでに夕食 ご婦人方は上、男どもは並・・・
並でも十分美味しかったです



■やっと帰る態勢に

フェリーがなんせ夜の0:00発なので、いくらここが今治といっても高松まではぜんぜん余裕どころか高速に乗れば時間を持て余すぐらい。でも下道を走るのもしんどいし西条から高速に乗っても100km以内なのでETCで半額です。とりあえずすんなり高松まで行き、その周辺でレレさんがいいお店を知ってるのでそこで出航の時間までお茶しようということになりました。

高速の途中でトイレ休憩。ラララ氏はまみさんに次の日お邪魔する予定が変更になることを電話。すると走り出してしばらくするとおっちゃんから電話がかかってきました。「フェリー乗り遅れたんやって?」。いやいや違うねんと言いかけたところでトンネルに入り切れましたが、おそらくラララ氏の説明をまみさん、乗り遅れたと思ったのでしょうか。でもこのメンツなら乗り遅れたと思われてもしょうがない・・・か?
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川之江でトイレ休憩 高松港のお洒落なバーでお茶を
ここがまたなかなかいい雰囲気
嫁さんはまだこんなにがっつり
食べようとしてます

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チーズケーキ美味しかったです
すいません写真はPCで補正しました
ペリエなんとかのカクテル
お酒じゃないですよ
きれいでしょ
0:00じゃなくて0:30出航でした
またも時間に余裕ができうだうだします
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やっとこさ乗船。四国に残ってたのは
このグループが最後だったかも
寝るところが無いのでゲーセンの椅子で
寝てたら・・・
なんちゅうところを撮りますねん
断っておきますが僕このゲームやってた
わけじゃないですよ


というわけで今年のキャノンボールもとうとう終わってしまいました。
今こうやってレポートを書きながら足の甲に残った草履焼けを見るにつけ、夏の思い出とともにいつしか涼しげになってきた窓から入る夜の風が終わりゆく夏を感じさせ、ほんのり切ない気持ちがよぎります。
でも最近1年が過ぎるのが加速度的に早くなってる気がするので、たぶんうっかりしてる間に10ヶ月ぐらい過ぎてしまい、また慌てて次のCBの準備をしだすことになるのでしょう。

今回はララレレocu@レビンとかなりの時間を共にし、とても賑やかで中身の濃い旅になりました。来年はどんなプランにするか今から考えてもしょうがないのですが、それほどの余韻を残してくれるキャノンボール。次回まであと12ヶ月です。


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